8020運動という言葉をご存知ですか?
8020運動とは「80歳になっても自分の歯を20本以上保とう」という運動です。
歯並びが悪いとこうなる
歯が重なっていることや、歯並びが悪いために歯ブラシの毛先が隅々にまで届かないことがあります。この場合は、歯石や歯垢が溜まってしまい、虫歯や歯周病など歯の病気にかかりやすくなります。また、唾液には本来、口の中をきれいにする自浄作用というものがありますが、かみ合わせが悪くて食べ物をよく噛むことができず、唾液の分泌量が少なくなり、口の中を十分に殺菌できなくなります。そうすると、口の中に汚れが溜まり、歯の病気にかかりやすく、口臭の原因になったりもします。
かみ合わせが悪い不正咬合では、なんとかうまく噛もうとしても、無意識のうちにあごが不自然な動きをしてしまうので、あごや肩の筋肉に無理な力がかかります。首や肩の周りには、人間にとって重要な神経や血管が集中しています。この周辺の筋肉が疲れると神経や血管を圧迫し、体の各部に悪影響を及ぼしてしまうことがあります。たとえば、頭痛や肩こり胃腸障害などの肉体面から、イライラや気分が優れない、やる気が出てこないといった精神面まで、不正咬合が引き起こす体の不調は多岐にわたります。体に不調があって病院で診察を受けても原因がわからない場合は、不正咬合が原因かもしれませんので注意が必要です。
人と話すときに、どうしても口元に目がいってしまいます。そのために、歯並びが悪いことがコンプレックスになって、人と話すのがイヤになってしまったり、人と接触することを避けてしまったり、大きな口を開けて笑えなくなったりすることがあります。特に、上顎前突(じょうがくぜんとつ)は「出っ歯」と呼ばれ、イジメの原因になることもあります。
反対咬合(はんたいこうごう。受け口)や開咬(かいこう。奥歯が噛み合っていても前歯が噛み合わない状態)の不正咬合の場合、サ行やタ行の発音がしにくく、不明確になります。そのため、言葉の発音が重要となるアナウンサー、歌手、俳優などの職業の方にとっては、大きなマイナスとなってしまいます。特に外国語は、正しい発音ができないばかりでなく、相手に意味が通じないことなども考えられます。
食べ物は胃や腸で消化され、はじめて栄養として体内に吸収されます。そのため、私たちは食べ物を口に入れると、まず飲み込みやすく消化しやすい大きさに歯を使って噛み砕きます。また、噛むことによって唾液を分泌させ、唾液に含まれる消化酵素と食べ物を混ぜ合わせ、消化しやすい状態にしてから胃に送り出します。ところが、かみ合わせが悪いと、よく噛み砕くことができないだけでなく、唾液の分泌が悪くなり、消化しにくい状態で食べ物が胃に送られることで、胃腸への負担が大きくなってしまいます。
「口が大きく開けられない」、「口を大きく開けたとき耳の近くでカクカクと音がする」、「あごの関節や周辺が痛い」というようなことはありませんか? それは最近、女性や子どもに多いとされる顎関節症(がくかんせつしょう)を示唆しています。歯ぎしり、食いしばり、悪い姿勢、精神的なストレスや、歯並びの悪さからくる「不正咬合(ふせいこうごう)」も顎関節症原因の一つと考えられています。この顎関節症は、頭重やイライラ、疲労感、不眠などの不快感を伴う自覚症状があっても、体の異常との関連がはっきりしない、不定愁訴の原因ともいわれています。つまり、かみ合わせが悪いとあごの関節に無理な力がかかり、体の他の部分にも異常が現われるということです。
もうおわかりでしょうか?噛み合わせというのは至る所で影響を及ぼしてるのです。
あなたが一生涯健康でいられるよう私たちは問います。
かみ合わせが悪い不正咬合では、なんとかうまく噛もうとしても、無意識のうちにあごが不自然な動きをしてしまうので、あごや肩の筋肉に無理な力がかかります。首や肩の周りには、人間にとって重要な神経や血管が集中しています。この周辺の筋肉が疲れると神経や血管を圧迫し、体の各部に悪影響を及ぼしてしまうことがあります。たとえば、頭痛や肩こり胃腸障害などの肉体面から、イライラや気分が優れない、やる気が出てこないといった精神面まで、不正咬合が引き起こす体の不調は多岐にわたります。体に不調があって病院で診察を受けても原因がわからない場合は、不正咬合が原因かもしれませんので注意が必要です。
人と話すときに、どうしても口元に目がいってしまいます。そのために、歯並びが悪いことがコンプレックスになって、人と話すのがイヤになってしまったり、人と接触することを避けてしまったり、大きな口を開けて笑えなくなったりすることがあります。特に、上顎前突(じょうがくぜんとつ)は「出っ歯」と呼ばれ、イジメの原因になることもあります。
反対咬合(はんたいこうごう。受け口)や開咬(かいこう。奥歯が噛み合っていても前歯が噛み合わない状態)の不正咬合の場合、サ行やタ行の発音がしにくく、不明確になります。そのため、言葉の発音が重要となるアナウンサー、歌手、俳優などの職業の方にとっては、大きなマイナスとなってしまいます。特に外国語は、正しい発音ができないばかりでなく、相手に意味が通じないことなども考えられます。
食べ物は胃や腸で消化され、はじめて栄養として体内に吸収されます。そのため、私たちは食べ物を口に入れると、まず飲み込みやすく消化しやすい大きさに歯を使って噛み砕きます。また、噛むことによって唾液を分泌させ、唾液に含まれる消化酵素と食べ物を混ぜ合わせ、消化しやすい状態にしてから胃に送り出します。ところが、かみ合わせが悪いと、よく噛み砕くことができないだけでなく、唾液の分泌が悪くなり、消化しにくい状態で食べ物が胃に送られることで、胃腸への負担が大きくなってしまいます。
「口が大きく開けられない」、「口を大きく開けたとき耳の近くでカクカクと音がする」、「あごの関節や周辺が痛い」というようなことはありませんか? それは最近、女性や子どもに多いとされる顎関節症(がくかんせつしょう)を示唆しています。歯ぎしり、食いしばり、悪い姿勢、精神的なストレスや、歯並びの悪さからくる「不正咬合(ふせいこうごう)」も顎関節症原因の一つと考えられています。この顎関節症は、頭重やイライラ、疲労感、不眠などの不快感を伴う自覚症状があっても、体の異常との関連がはっきりしない、不定愁訴の原因ともいわれています。つまり、かみ合わせが悪いとあごの関節に無理な力がかかり、体の他の部分にも異常が現われるということです。
もうおわかりでしょうか?噛み合わせというのは至る所で影響を及ぼしてるのです。
あなたが一生涯健康でいられるよう私たちは問います。