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下間サマーミーティング

・テーマ 「L.A.S.治療中に反省した点」
・1:レベルアンカレッジシステムの症例報告
・2:イカン?遺憾?医・患コミュニケーションの一考

2:Step by step Procedures
・Step-1:Expand and Stabilize upper arch
・Step-2:Level lower arch (Extract/44)
・Step-3:Retract lower Canines
・Step-4:Upright of lower anteriors
・Step-5:Stabilize lower arch
・Step-6:Retract upper anteriors
・Step-7:Detailing and Finishing



ステップ:6の途中で起った問題点
現象;
1:上顎の抜歯窩が残り、上下顎の前歯部が切端咬合
2:大臼歯の前後的関係は3mm前後の class III
3:前歯部の被蓋が浅くなっている

反省?;
4:上顎の左右側第一小臼歯の抜歯は不必要だった?
5:上顎臼歯を近心移動させて、フィニッシュする?

原因?;
1:下顎歯列弓のアンカレッジプレパレーションが失われていた
2:class II ゴムの使用時にボックスゴムの使用時間が少なかった
3:ステップ:6の上顎アーチワイヤーにナイテノールと90°
  のゲーブルベンドを常時入れている
4:ステップ:6でハイアングルケースにも5/16のヘビー 
  6 OZ を使用していた
5:咬合平面の傾斜が急になり 19°から  21°に変化している
6:咬合平面の傾斜が急になれば、 class II → class IIIとなる
対応策;
1:下顎歯列弓のアンカレッジプレパレーションを再組み立て
 下顎歯列のアーチワイヤーにティップバックベンドを入れて、class III ゴムを使用する 
2:class II ゴムの使用時にボックスゴムを必ず使用
3:ステップ:6の上顎アーチワイヤーをナイテノールからS.S.へ
4:ステップ:6でハイアングルケースのclass IIゴムには5/16インチのライト 2 OZ を使用する
5:下顎歯列のアーチワイヤーに“J-フック”ハイプル ヘッドギア を10数時間使用を提示して実行してもらった(両親との面談)

Final Oral Photograph
・20y8m

Final Facial Photograph
・20y8m

Final P-A Cephalogram
・20y8m

Final Lateral Cephalogram
・20y8m

Final Panoramic Photograph
・20y8m