矯正用語辞典


マージン [ まーじん ]
クラウン(人工歯冠)と歯または、アバットメントの境界のこと。

埋入 [ まいにゅう ]
歯科インプラントの場合、あごの骨にドリルなどで穴を開け、インプラント体を埋め入れることをいいます。

埋伏歯 [ まいふくし ]
何らかの原因で、歯が生えてくる時期が過ぎても、歯(歯冠[しかん])の全部、または一部が、歯ぐきの下またはあごの骨のなかに埋まって出てこない状態の歯のことをいいます。
乳歯が早く脱落したり(早期脱落)、遅くまで残っていた場合(晩期残存)や、あごの骨が十分に発育していなくて永久歯の生えてくる場所が不足することなど、さまざまな原因があります。

マウスガード [ まうすがーど ]
別名:マウスピース
激しい運動や格闘技をするときに歯や口腔内を保護して、怪我しないように装着する装置のこと。 顎関節症や歯ぎしりによって歯や顎に負担がかかるのを防ぐ治療にも使われる。 マウスピースともいう。

マウストレー [ まうすとれー ]
ホームホワイトニングを行うとき、ホワイトニング薬剤を入れて口に装着する、歯にあわせて作ったトレーのこと。

マウスピース [ まうすぴーす ]
別名:マウスガード
激しい運動や格闘技をするときに歯や口腔内を保護して、怪我しないように装着する装置のこと。 顎関節症や歯ぎしりによって歯や顎に負担がかかるのを防ぐ治療にも使われる。

マウスピース矯正 [ まうすぴーすきょうせい ]
ワイヤーやブラケットを使用しないで、自分で取り外すことができる透明なマウスピースを用いて歯を動かす矯正法。 毎日20時間以上(種類により異なる)の装着が必要で、定期的に形の異なる新しいマウスピースに交換して歯を移動させます。
約0.2~0.8mmの透明なカバーで歯を覆っているため、周囲からは目立ちにくいことが特徴です。
歯並びの状態によって、歯の両端のエナメル質を研磨して歯を移動するスペースを作る「ディスキング(IPR)」や、歯をより効率的に動かすために歯に小さな突起物を接着する「アタッチメント」等の補助的な処置を併用する場合があります。

麻酔 [ ますい ]
一時的に神経の機能を低下させることで、痛みの感覚をはじめ知覚や意識を消失させることをいいます。歯科の治療でも痛みを伴う場合は、麻酔をおこないます。麻酔には全身麻酔と局所麻酔がありますが、歯科の治療では大きな手術以外ではほとんどが局所麻酔での対応になります。

摩耗 [ まもう ]
咀嚼[そしゃく]以外の外部からの刺激(歯ブラシやパイプなどの人工的なもの)により、歯の表面が少しずつ削れていってしまうことをいいます。 不適当なブラッシングにより歯頸部に多くできますが、職業的・習慣的な原因による場合もあります。

摩耗症 [ まもうしょう ]
歯ブラシなど歯以外の人工的なものが長期間、歯に接触することにより、実質的に歯の表面が削れていくことをいいます。 原因は歯ブラシのほか、パイプや爪、楊枝をくわえる習慣があった場合など様々考えられます。

マルチブラケット [ まるちぶらけっと ]
歯に接着させたブラケットに通されたアーチワイヤーと歯列を連結させて、歯並びを整えていく治療法。
現在の歯列矯正で多く使用されるベーシックな方法。 マルチブラケット法で使用するブラケットは、金属製、セラミック製、プラスチック製など様々な材料の製品がある。 セルフライゲーションシステムや舌側矯正装置もこの一種である。

マルチリンガルブラケット法 [ まるちりんがるぶらけっとほう
別名:裏側矯正
裏側矯正のこと。 歯の裏側に装置をつけて治療をする方法です。
1970年代に世界に先駆けて日本で開発された治療法です。“見えないで治す”を特徴に開発されました。現在はすべての症例に適応可能です。矯正をあきらめていた方に治療の機会を与える治療法です。また最近では小学生でもいじめの対象にならないように選択されるかたもいらっしゃいます。
この方法に使用する装置を一般的に『リンガルブラケット』と言います。

ムーシールド [ むーしーるど ]
小児の反対咬合治療を目的とした歯列矯正材料。 3歳~4歳くらいの反対咬合(受け口)に使用し、マウスピースのようにお口に装着して顎が正常に成長するように促す装置。
※ムーシールドは、ムーカンパニーの登録商標です。
一般的名称:歯列矯正用咬合誘導装置

無カタラーゼ症 [ むかたらーぜしょう ]
別名:高原氏病
過酸化水素を分解する「カタラーゼ」が不足している病気。 先天性の遺伝的酵素欠損の代表例で、常染色体性劣性遺伝病の一つ。
■無カタラーゼ症はホワイトニングの絶対的禁忌症
無カタラーゼ症を診断された患者は、過酸化水素を含む薬剤によるホワイトニングは決して行ってはいけない。 過酸化水素が分解できないため、有害物質として体内に残ってしまい、進行性口腔壊死などの危険な症状を招く恐れがある。
■無カタラーゼ症の疑いがある症状
オキシドールを少量傷口に塗り、白い泡が立たない場合は無カタラーゼ症の疑いが強いとされています。

無歯顎 [ むしがく ]
後天的にすべての歯を失った顎のことをいいます。

無歯症 [ むししょう ]
先天的に歯が欠如し、特に欠如した歯が多数に及ぶものをいいます。

虫歯 [ むしば ]
虫歯とは、細菌が糖を利用して「酸」を作り、その酸によって歯が溶かされる病気です。

無髄歯 [ むずいし ]
抜髄(歯の神経を取ること)などにより歯髄(歯の神経)を喪失した歯のこと。

メタルインレー [ めたるいんれー ]
保険適用内で使用できる詰め物です。いわいる「銀色のつめもの」。 使用上は特別問題は無いものの、口の中が暗く見えたり、歯茎が黒ずむことがあります。

メタルブラケット [ めたるぶらけっと ]
表側につけるブラケットの一種。ステンレスで作られている。

メタルボンド [ めたるぼんど ]
被せ物の一つ。金属の被せ物の表面にセラミックを焼き付けた物。 白い色なので、天然の歯に比較的近い外観が得られます。

滅菌 [ めっきん ]
全ての微生物を殺菌または除外し、無菌の状態にすることをいいます。歯科領域でも、滅菌専用機械があり、それを使用して器具などの滅菌をおこなっています。

メラニン色素 [ めらにんしきそ ]
紫外線を浴びたときにその刺激から肌などを守ろうとする細胞のことです。 このメラニン色素が着色してしまうと肌が黒くなったりします。
歯茎の変色の5%~10%くらいがメラニン色素が原因といわれています。紫外線以外にも、喫煙やブラッシングの刺激なども原因となります。

メンテナンス [ めんてなんす ]
治療終了後、定期的に歯科を受診し、歯周病のチェックや清掃、予防治療を行います。歯を長く快適に使うためには、自覚症状が出てからの受診ではなく、定期的なメンテナンスが重要です。

模型 [ もけい ]
専用の材料を用いてお口の中の型をとり(印象採得)、石膏を流し込んで模型にします。様々な治療において、お口の中を総合的に判断するための基準となる大切なものです。