保定装置(リテーナー)

矯正治療後、骨が安定するまでの間、歯は元の位置を覚えているため、その位置に戻ろうとします。
これを後戻りというのですが、その後戻りを防ぐために保定装置(リテーナー)を使用します。

通常、保定期間は2年〜3年必要となります。
最初の1年間は終日、1年後からは夜のみの装着となります。

最初はたった2〜3日装置をはめていないだけでも後戻りしてくるため、必ず装着するようにしてください。
保定装置を装着していないと、せっかく頑張ってきれいになった歯並びが、元の位置に戻るだけではなく悪化することもあります。

また、頬杖え、舌の癖、歯茎の腫れ、開口などが要因となり後戻りする可能性があります。
保定期間に入ると来院間隔も少し空くため、上記事項の他、装置に違和感がある、装着しにくい場合でも、
次の来院予定日まで待たずにお気軽に御連絡ください。

やっと口の中の装置がはずれたのに、また違う装置をしなくてはならない不満もあるとは思いますが
治療して綺麗になった歯並びが後戻りしてしまうと何の意味もありません。
健康はそのときだけ健康というのではなく正常な状態を維持できてこそはじめて健康といえるのです。

矯正治療でこの「保定期間」が大変重要になることをご理解頂けましたでしょうか?
リテーナーの装着をさぼらないようにしましょうね!


装置は取り外し式のタイプになるため、食事の時(お菓子も含む)は、外してもらう事になります。
取扱い方法は外した後に流水で歯ブラシで磨いてもらう形になります。
臭いや汚れが気になる場合は洗浄剤を使ってください。
※入れ歯とは違い水に入れて保管する必要はありません。できるだけ毎食後洗浄しましょう。
熱に弱い素材で出来ているため熱湯消毒などしないようにして下さい。
紙ナプキンやポケットに直接入れてしまうと紛失や変形の原因になるため必ずケースに入れて保管するようにしてください。

歯の裏側に固定するタイプもあります。忙しい人や人前で保定装置がつけにくい人におすすめです。